今日は市内自転車ツァーだ。
この旅では2種類の自転車ツァーを申し込んだ。
1日目はRoman All Day Tour、2日目はロードバイクレンタルのCastelli Lake Tourだ。
時差ボケを考えて比較的楽なツァーを今日に予定していた。
さて。
朝食のレストランに行くと客は日本人ばかり。
朝食のレストランに行くと客は日本人ばかり。
皆、自転車ジャージ姿の自分を珍しそうに見ているがこちらは知らんぷり。
イタリアの朝食の定番はクロワッサンにエスプレッソらしい。
このホテルのクロワッサンもとても美味しい。中身にチョコとバタークリームが詰まっているのもあった♪
つい馬鹿の3杯汁ならず3杯コーヒーのお代わり(^^;;まぁセルフなのだが。
さあ簡単なサイクル道具を携え出発。
オフィスには9時待ち合わせとなっている。
間に合わなかったら大変とテルミニ駅でタクシーに乗車する。
あらかじめ用意したオフィスの地図プリントを若い運転手に見せ
「クエスト・アデッソ、ペルファヴォーレ(この住所にお願いします)」
と告げると、彼、地図にあるコロッセオを見て「OK!」と走り出す。
するとフィアットの車内はノリのいいロックが(^^;;
するとフィアットの車内はノリのいいロックが(^^;;
ドイツのタクシーでもそうだったが、日本と違い運転手の気分優先でBGMをかけることが多いようだ。
さてこの辺りは一方通行が多いこともあり、運転手少し大回りして向かっていく。
ちょっと妙な十字路の真ん中で降ろされた。10ユーロ。
ちょっと妙な十字路の真ん中で降ろされた。10ユーロ。
オフィスを探すがなかなか見つからない。
まさか?? 幽霊ガイドツァーじゃないよな⁈
不安になってきたところで…
あっ見つけた。
そうこうしているうちに初老で大柄のアメリカ人がやって来る。
「おたくもこのガイドツァーに申し込んでるのかい?」みたいな感じで親しく話しかけてくる。
彼の名はサム。
USAとかアメリカ出身といわず、カリフォルニア出身と自己紹介するところが面白い。
フィレンツェに娘さんが留学していて逢いに行く途中とか。
このローマで1日日程を空けてツァーを申し込んでいるとのこと。
このローマで1日日程を空けてツァーを申し込んでいるとのこと。
そんな立ち話をしているうちに、やっと本日のインストラクターが幼児座席の付いたママチャリで姿を表す(‼︎)
西アジア系の雰囲気。
西アジア系の雰囲気。
サム、早速「遅刻だぜ」と指摘。キホン米国人は時間にうるさいから当然(^^;;
後で聞いたが、この西アジア系の方はなんと高校の理科の先生‼︎
このガイドは小遣い稼ぎのアルバイトとのこと。
このガイドは小遣い稼ぎのアルバイトとのこと。
さて、この理科の先生、サムそして小生の3人が一列に並んでローマ自転車ツァーがスタート。
何かとてもウキウキ♪
出発の記念フォト。
今日の自転車はロードバイクではなくなんちゃってMTBといった感じ^_^
今日のコースは未舗装道が多いから、と事前にメールをもらっていた。
今日のコース…
結論から先に書くとこんな感じです♪
初夏の青い空の下、3人の自転車はスイスイとローマの街中を駆け抜けていく。
時には二千年の遺跡と…
東京のあちこちからスカイツリーを楽しむ感じかな?
例えばパラティーノの丘。
サムと当方のツーショットの遥か向こうに宮殿が見える。
またとても面白いポイントが。
ローマで唯一ドアのカギ穴からヴァチカンが見えるというもの!
おそらく知る人ぞ知る隠れた名所なんだろうな…。
もちろん解説の細かい英語は当方もわからないが…
テキトーに固有名詞を反すうしアイズチを打っているだけでもわかった気がするから不思議(^^;;
テヴェーレ川の川岸では何の宗教かわからないが、杖一本で修業僧を支える僧侶の姿が…!
有名なスペイン広場。
ソフトクリーム片手のオードリーは見えなかった(笑)
あっという間だった〜。
昼はガイドツァーオフィスそばでアラビアータ。
午後からは二千年の時を刻む帝国の軍用道路、アッピア旧街道。
あちこちのレストランの店員などが水を汲み出していく。
そしてコロッセオに向かって帰還♪
思わず、
「Si」。(イタリア語のYes)
彼もこのイタリア旅行でイタリア語が身についちゃったよう笑
あ〜楽しかった☆
駆け巡ったローマの景色が頭に渦巻いて、自分の頭のメモリーからこぼれ落ちそうだ(笑)
結局駅で買った白ワインをホテルの部屋で飲みながら、思い出に耽っている間にベッドで眠りこくってしまった(^^;;