と握手。
ロードバイク
と握手。
朝目が覚めると…
寒いけど晴れてる!
積み込み出発!
カーラジオのFM沖縄の音楽とDJが心地よい♪
R58をのんびり走る。
このR58。
沖縄の全てが詰まっているて思う。
大げさだけどf^_^;
那覇のストリート、
真っ青な海、
広大な米軍基地、
その一方密集した民家、
そして今の季節でも咲くハイビスカス…。
自分の場合は沖縄では絶対に高速道路は使わない。
2015年のツール・ド・おきなわの時はこの道を那覇から名護まで
ロードバイクで60km自走したんだっけ(^-^)
そんな事を考えてるうちに晴れてきた!
標識に「名護」が見えてくる。
さて、
実はナビでR56を途中から左折し、
恩納村シーサイドを走るよう設定してある。
というのも
2015年のツール・ド・おきなわ遠征で
名護からの自走の帰り
偶然とてもオシャレで
サイクリストが集まるカフェを
発掘していた。
それがココ。
「マエダ・ブリーズ」。
遠くにシーサイドも。
店内がオシャレ!
まさに突然現れた南青山(^。^)
このオシャレさにいつも感激!
サイクリストでもあるママは手作りケーキの達人(^。^)
お店の小物も1つ1つ凝っていて飽きない(^。^)
ちなみに今日初めてご挨拶したご主人はヴォーカルもお上手とのこと♪
もちろん店内BGMはジャズ♪
ああ千葉に支店作ってくれないかな〜f^_^;
さて美味しいコーヒー飲んで
のんびりしたところで
また走り出す。
おーどんどん晴れてきた♪
これぞ、ザ・おきなわ!
あっそうだ。
明日のイベントの指定駐車場「赤間総合公園」を下見しておこう。
イベントの受付会場である「恩納村コミュニティセンター」に行く前に。
車はR58からそれて高速・屋嘉入口に向けてぐんぐん上がっていく。
この上りって、ロードバイクで自走すると結構なヒルクライム?
(後で身をもって体験することにf^_^;)
総合公園に来てみると
風は冷たいけど遠くに海岸を望める見事な眺望!
早速愛車を組み立てパチリ☆
我が愛車、DE ROSA IDOLの2016年以来の沖縄の勇姿(笑)
さて
明日の予行演習を兼ね海岸に向けて急降下、一路、恩納村コミュニティセンターへ。
もう受付が始まっている。
天気も曇ってきてまだ参加者もまばら。
会場でサインし明日のエントリー手続きは完了。
Facebookの自転車友達でこのイベントに参加する方と遭遇出来ればと思っていたが…お腹も空いてきた。
近所の沖縄そば名店「なかむらそば」に向かうことにする。
実は過去の沖縄遠征では時間の都合で行けなかったのでff^_^;
ロードバイクつだ10分ほど,
着いた!
人気店だが、ちょうど運良く入れて
そのうう眺めの良い席に。
おそば屋さんにはありえない絶景(笑)
その人気No.1そば、「アーサ(青さ)そば)を店内販売機で購入。
ほどなくそばが。
おおっ!
青海苔(アーサ)と、沖縄風だしの効いたつゆ、柔らか麺、そして豚肉の絶妙なハーモニー♪
ホント癒される味。
(突然の食レポすみませんf^_^;)
これでワンコインプラスアルファ!
あ〜大盛りにすれば良かったf^_^;
食べ終わり、店からバイクで走りだそうとすると
アジア系の外国人女子
「ココ、オイシイ?」
やはり有名なんた。
さて駐車場への帰路。
先程手続きしたコミュニティセンターを通過し駐車場へ登っていく。
案の定とんでもない登り!
明日はコレは避けよう、これも下見のうち。
車に乗り込み
今日の宿泊場所へ向かう。
着く前に立ち寄ったカジュアルウェアのショップ。
目的は今人気のゴーヤTシャツ。
その「アイサイト(視力検査)バージョン」。
おみやげに頼まれていたもの。
お店は「ハブボックス・恩納店」。
背中デザインのゴーヤが何ともユーモラス(^。^)
そして今日、明日滞在ホテル、
「かねひで恩納マリンビューパレス」に到着。
宿泊部屋はマリンビューとなっていたがその通りだ!
部屋も広くてバイクの分解・セッティングし放題♪
後片付けとお風呂を負わせせ最上階15階には「展望居酒屋」なるバーも!
大好きなチャンプル、タコライスが(^。^)
泡盛「残波」もオーダーしちゃた。
沖縄モード全開!
とはいえ、明日は100kmヒルクライム。ヤバッ(笑)
そういえば那覇では2年ぶりのみぞれとか!!
防寒具なんて秋用のモノしか持ってきていない。完全に油断(^^);;
涼しくて目が覚めた。
20℃!
「下界」のふだんの朝より5、6℃低い!
ここ「立科白樺高原ユースホステル」。
今は林間学校状態ではあるが…
温度と空気はまさに高原リゾート気分(^^)
大勢の高校生たちがパンをほおばる食堂で
同部屋の人たちとテーブルを囲む。
割とコーヒーが美味しい。
自分はコーヒー大好き人間。
特に週末のライド前は2杯以上飲まないと勢いがつかない(^^);;
今日は近くの女神湖から始まり、白樺湖~霧ケ峰~諏訪湖とまったり湖巡り。
行程に余裕があるのでテーブルの人たちと少しゆっくりする。
支度をしてバイクを玄関に出し、昨日のメーターを覗いてみる。
↓は最高値。
心拍数が160に到達したのはちょっと嬉しい。
年齢から掛け合わせた自分の最適心拍は123前後なのだが
MAX値はトレーニングに比例し上がるという面もあるので。。。
さあライド。
すぐ近くの女神湖へ。
わあ美しい。白樺の木もいい。
まさに高原に佇む小さな湖。
湖畔を走り出す。
かわいい湖なのですぐにくるっと一周(^^)
それにしても・・・こんな所に別荘があったら素敵だろうなァ。
途中、赤ちゃんを抱えた家族連れが三脚なしで一生懸命記念写真をとろうとしているので、
お声がけし写真をとってあげる。
ではこちらも・・・ということで撮っていただく♪
小一時間位この湖のほとりでまったりしただろうか。。
さて、白樺湖へ向かって出発。
下り基調で昨日より楽。
30分ほど走り白樺湖が見えてくる。
こちらは女神湖と異なりだいぶ観光化している。
さきほどのような「高原の湖の静けさ」もない。
ただし、さすが「白樺湖」というくらい湖畔は白樺の木がいっぱい。
ちょっと静かな白樺林でちょっとバイクを休める。
再びペダルを漕ぎ出し霧ケ峰へ向かう。
ビーナスラインに入り、4~5度位の坂をはあはあいいながら上っていくと
展望スペースへ。
なかなか絵になる。
ちなみにこの写真、我がブログの表紙にも採用した(^^)
さてここからアップダウンが続く。
車山近くの展望スペースは本州の屋根が一望できる場所が!
ただし今日はもやが四方かかり全然遠くの山の展望はなし(^^);;
さらにアップダウンをこなしながら霧ケ峰に到着。
ああしんど。
やはり昨日のヒルクライムの疲れが体中に残っている。
ふと目にした朝取りトマト!!
今は身体中に疲労が残り筋肉痛がズンズンする状況。サイコーの薬。
早速塩をつけてほお張る。
美味しい!
とたんにポパイのほうれん草のようにわなわなと元気になった(笑)。
さあライド再開。
走りながら無性にざる蕎麦が食べたくなってくる。
もともと長野県生まれなので蕎麦好き。
ましてやライドしている時のざる蕎麦は格別なのだ。
道々、お蕎麦屋さんがあったらすぐ入っちゃおうと思いつつ走るのだが。
そのお蕎麦屋さんが現れない(笑)。
ないな~と思いながら下り続けたらとうとう諏訪湖近くのR20まで下りてしまった(^^);;
湖は青々。
それにしてもお腹が空いてきた・・・。
気がついたらライド開始以後例のトマト1個しか食べてない(笑)
いくら何でも諏訪市内だったらすぐお蕎麦屋さんもあるだろうと
思い走るが、なかなかない!!(^^);;
と、JRの踏み切り近くで「台湾ラーメン」の看板が目に入った。
実は自分は台湾ラーメンが大好き。
台湾ラーメンとはいっても名古屋が発祥らしく本場台湾には存在しないらしいが(^^);;
(ちょうどイタリアにナポリタンが存在しないと同じか?)
台湾ラーメンとホイコーローランチで700円とリーズナブルメニュー発見。
おっこれはいい!
実は右側のホイコーローの下にご飯が詰まってます(笑)
このラーメン、辛いというより隠し味にカレー粉が入っているところがユニーク(^^)
信州・上諏訪で台湾ラーメンに満足しているなんて・・
わりと自分の人生にはこういうパターンが多い(笑)
さて、満腹のおなかを抱え湖畔をポタリングモードで走る。
20分ほど走って今日の宿「スワコユーペンハウスホステル」に。
ここはユースホステルながら欧州風の清潔なつくり。
温泉が気持ちよく
夕食はないが地元の野菜などを盛り込んだ朝食も美味しく気に入っている。
しかも今回は個室を用意してくれた!
これでビジネスホテル以下のお値段なのだ(^^)
宿のご主人から「今年もこの時期は夜8時から花火があがりますョ」。
諏訪湖といえば8月15日の湖畔花火大会が昔から有名だ。
特に花火の滝が湖畔に注がれる「ナイアガラ」が圧巻。
自分も小さいときに祖父祖母とよく見たものだ。
今はこのほかに9月の新作花火大会、
そして8月は毎晩花火が上がる。
今年もお酒でも片手に湖畔で花火を眺めよう(^^)
まずは温泉につかる。
このあと部屋のベッドでぼーっ。。
先ほどの中華料理でおなかは空かない。
階下へ下り宿泊のモーターバイクのライダーたちと挨拶し言葉を交わす。
ビーナスラインはモーターバイクのツーリングライダーが多い。
中型・大型とバイクは様々。こちらはロードバイクだがツーリングを楽しむということでは同じ。
実は自分の息子も中型バイクに乗っている。
そんな話をすると中型だとワインディングロードの下りカーブはバランスを崩しやすいので気をつけて。とアドバイスをいただく(^^)
そんな話をしているうちに夜も更けてくる。
花火のお供のお酒でも・・・とコンビニに入っていくと
あっ地酒カップ!!
その昔「東京物語」などで知られる名監督・小津安二郎氏がこよなく愛した
当地(茅野市)の地酒だ。
ちょうどいい。
湖畔に腰掛けちびちび飲っていると・・
始まった!!
(写真はスワコユーベンハウスのFacebookページからシェアさせていただきました。当方の撮った写真はへたくそだったので(^^);;)
・・・あぁ夏だなあ。
カップ酒を片手にしばし浸る。
部屋にもどっても今だ色とりどりの花火が脳裏にうずまいているよう。
明日は諏訪湖一周でもしてみようかな・・・
自分は長野県生まれである。
なのに。
美ヶ原も、霧が峰も、白樺湖も行ったことがない。
まあ、5歳で東京に越してきてから、
ずっと関東、一時期京都という住まいだったし
長野県そのものが観光地だから
ほかにもいろいろ巡ってきたのだけど・・・
名前が良過ぎる(笑)。
そこで今回得意のサイクリングで行こうと思い立った。
雑誌やウェブで調べるとロードバイクで巡っている方がたくさんいる。
特にウェブ上の2013年の「baru」さんの記録は秀逸!
ルートマップや写真解説も的確かつ親切。
このコースをほぼ辿ることに(^^)
この方の記録を穴があくほど読み返し(^^)予習した。
そして当日8月8日。
夢にまで見た長野県美ヶ原のサイクリング(^-^)の日だ。
しかし・・・。
最大斜度20度、獲得標高1,270m、実走21.6kmの真正ヒルクライム!有名な自転車ヒルクライムレース、「ツールド美ヶ原」の舞台だ。
当初、前夜新宿発の夜行快速(「ムーンライト信州」)で行こうと計画するも切符が1ヶ月前の発売と同時に完売し挫折。
千葉から松本直通の特急「あずさ」に切り替える。
結果的には楽にバイクを運べてラクチン輪行(^-^)
早速駅前でバイクを組み立てて出発。
途中コンビニで道中の水や氷を補給し、今回ツァー出発点の松本市郊外、浅間温泉に到着。
と、自分の前をメッセンジャーバックを背にした青年ローディがCOLNAGOでこの先の坂に向かっていく。
さあ、激坂の始まり。
いきなり20度の激坂。
時間は11時。もうカンカン照り。
街中でもすでにそこそこの上り坂を走ってきた身にはこたえる。
途中、さっき自分の前を駆け抜けていったCOLNAGOの青年が
もう道端で耐えられなくなって休んでいる。
軽く会釈して挨拶。その先をダンシング(立ち漕ぎ)しながら上っていくものの心拍数が急上昇して心臓がばくばく。背中のザックもけっこう負担。しばらく行くとこちらも耐え切れなくなる。
もう真夏の暑さ。
汗がものすごい勢いで吹き出る。
この汗が止まり呼吸が落ち着くのを待ってまた漕ぎ出す。
いったん急坂は落ち着くもののまたしばらく行くと傾斜がキツクなる。
ああ足が吊りそうだ・・・・。
振り返ると遠く松本の市街地がみえかけている。
もうひとふんぱり。
やっと最初の稜線上の美鈴湖への分岐にたどり着く。
あっ何かショップがある。
ショップの前にはサイクルジャージをまとった不思議なマネキン女性!
スタイルがいい(笑)。
美鈴湖は今までの激坂を忘れさせてくれる美しい湖だ。
ここで写真タイム+ちょっとブレイク。
ただ落ち着くのもつかの間。
このあとの「美ヶ原林道」も長くキビシ~い坂。
20kmにわたり10度以上の坂が延々と続くのだ。
全くコレが車だったら単にアクセルを少し踏み続けるだけなのに・・・。
まあそんなことを言っても始まらない。好きでロードバイクでここにいるのだから(^^);;
さて美ヶ原林道に入り再びバイクを漕ぎ続ける。
標高はすでに1,000mを越えており、空気はぐっと涼しいのが幸い。
風景も美しい。
しかし登りの道のりが長い!だんだん心拍計に示す心拍が上がってくる。
小用もしたくなりまたブレイク。
週末土曜だがめったに車も通らない。
美ヶ原に向かう観光の車はもう少し北側の国道254号をまわっていくようだ。
だんだん樹林限界に近づいてくる。
さてリスタート。時には蛇行、時には直登の道を上っていく。
それにしても山は静か。
時々鳥のさえずりと自分のハアハアという息遣いが聞こえるだけ(^^);;
そして…。
とうとう稜線に出た!!
標高はすでに1,800m近い。
ホントに清清しく「青い」空気。爽やかな風。
このあと、まさに「天上」のスカイライン。
空中を走るように駆け抜ける。
ひゃっほー!!
ほどなく美ヶ原観光物産センターに着く。
さてひと息。
地元のイチゴを使ったアイスクリームが美味!
ここからの遊歩道はロードバイクでは走行不可のダート。
他のハイカーの人たちと一緒にバイクを曳きながらてくてく歩く。
有名な美ヶ原のテレビ塔を過ぎると牧場が広がる。
そこかしこにのんびり牛たちが。
牧場に向かい歩いていくと「王ケ頭」に着く。
記念写真をパチリ。
そして・・・
雄大。大陸の風景を見るよう。
こんな景色、写真や映像だけかと思っていた・・・(^^)。
景色は素晴らしいのだが…。
いかんせんバイクを曳くのも疲れてきた。
もう4,5kmはバイクを曳いて歩いている。
と、心の中でぼやき始めると
美ヶ原を代表するモニュメント(美しの塔)が。
ここから1kmほど歩いて「山本小屋」へ。
やっとここで舗装道に出る。
さあまたバイクにまたがりライドの再開。
いよいよヴィーナスラインだ。
この道は霧が峰や白樺湖などの観光地をつなぐ長野県の観光道。
少し坂を下りると美ヶ原高原美術館への分岐点があったものの
すぐ急な上りのようで遠慮(^^)
さて・・・霧が峰への道を南下することにする。
これまで軽快な下りが続いたが、だんだんとアップダウンになってくる。
これまでのヒルクライムに耐えた身体にはこのアップダウンはこたえる。
走っていくと「扉峠」に。
ここから松本にも下りられるが、霧が峰へとひたすら走っていく。
あっ、遠くに八ヶ岳が!(^^)
時々このような景色に癒されながらさらにアップダウンを走り続ける。
「和田峠」を過ぎ「八島が原高層湿原」を過ぎると・・・
わあ遠くに霧が峰が広がる!
ホント、ヨーロッパのワインディングロードを走っているよう。
感激の連続!
ついに霧が峰の分岐点に到着。
ここから車山高原~白樺湖に向け一路東へ。
どっちを向いても本当に景色が美しい。高原植物の花々にも癒される。
車山のアップダウンを抜け夕日を浴びた蓼科山とその下に白樺湖が!
この白樺湖を抜け今日の宿泊地のある女神湖へ向かう。
そうこうしている間に夕闇が迫ってくる。
今日の宿泊は「立科白樺高原ユースホステル」。
そういえば送られてきたメールに
「自転車のお客様は皆さん時間がかかったとのことです。
夕食の関係で午後7時を越える場合は電話での一報をお願いします。」
とあったのを思い出した。
もう6時半だ。白樺湖から上りとなり意外と時間がかかっている。
宿に電話。
7時過ぎに宿に着いた頃にはもう夜のとばりが降りていた。
ご主人からのご好意で玄関にバイクを置かせてもらう。
ちょうど宿には合宿の高校生たちが宿泊中で若い熱気(^^)。
食事はいかにも林間学校の合宿ご飯(笑)という感じだがこれも悪くない♪
ビールはもちろん当方用のおまけだけど(^^);;
お風呂のあと缶ビールをいただきながら今日の出来事をFacebookにアップしているうちに強烈な睡魔がおそってくる。
さあ明日は女神湖~白樺湖~諏訪湖と湖巡り。