ドイツ自転車旅行に行こうと思い立ったのは
1年半ほど前
図書館でふと
小柳津厚尚氏の「ドイツ自転車旅行
という本を目にしてからだった。
旅といえば・・
自分の大学時代はワンダーフォーゲル部に属し
貧乏学生旅ガラス(笑)。
自転車・・
5年位前からクロスバイクに乗り始め、
3年前にロードバイクを購入。
自転車にどんどんはまり始めていた。
ドイツ・・
5年前に他界した父は
趣味が高じて
「ドイツ行進曲愛好会」の会長をつとめていたし。
小さい頃からドイツ音楽がいつも耳の奥にあった。
なので
旅、自転車、ドイツ・・・
このキーワードが一気にひとつになった本をみた瞬間、
単純な自分は即行きたいモードに(笑)
ちなみにドイツは環境大国。
全土に自転車専用道が整備されているとか。
そして、コースはかの本に紹介されていた
「Burgenstraße(古城街道)」
にすぐ決まり!
ネッカー川という川に沿って
マンハイム~ハイデルベルク~ローテンブルグ~ニュルンベルクという有名地が
全て自転車道で結ばれている。
川沿いには中世のお城が無数に点在。
サイクリストにとっては、あたかも中世の世界を騎士が走っているような
お伽の世界が味わえるのだ!!
まずはかの本に紹介されていたガイドブックを直接ドイツにメールして
購入。
(本は7.5ユーロだったが送料は10ユーロだった笑)
このガイドはコースガイド、観光ガイド、宿泊地ガイドがたいそう親切に
おさめられている。ただし全てドイツ語だが(冷汗)
このガイドに記載されている「Burgenstraße」はこんな感じ。
全行程約400km。
何泊で行こうか?
ロードバイクで行くので
頑張れば1日100km位走れるけど。
観光もしたいし。
道迷いもあるだろうし。
1日50kmペースかな?
バイクはどうやって運ぼうか?
雑誌で紹介されている輪行バックで運ぼう。
だけど、バックはでか過ぎてとても携帯できない。
じゃ最初と最後の宿泊を同じホテルにして
バッグを預かってもらおう。
幸い、ブログでドイツ自転車旅行をしていた方の記述に
フランクフルト駅前に気の利いたホテルがあるとのこと。
メールでホテルにたずねてみると
ラゲッジルームがあるから大丈夫とのこと。
飛行機はJALだと荷物代がとられないらしい。
たまたまポイントも溜まっている(笑)
早割りで13万円弱で行けそう。
10日間ドイツを旅するのに
全くドイツ語がわからないんじゃちょっと恥ずかしい!?
せめてNHKの語学講座位やらないと・・
(毎朝通勤途上の朝7時からのドイツ語講座はちょっときつかったが)
バイクにも少し工夫がいる??
欧州は石畳が多いから
タイヤサイズを700C23mmよりも25mmに代えておこう。
ビンディングペダルでは知らない土地ではいざとなると危ない。
三河島の超軽量ペダルを装備。
シューズもロード用シューズではなく山岳トレイル用のシューズを
水道橋の山用品店の安売りで購入。
現地では自分でタイヤの空気を入れないと。
携帯ポンプと携帯メーターで今から練習。
服装も考えないと。
だいたい25l収容のツァーザックに全てを積んで走らなければならない。
基本、ロードバイク用ジャージとバンツが旅行スタイルだ。
ただ飛行機往復の服装と寝巻きジャージだけは持っていこう。
更に毎日旅先で洗濯をし続けよう。。
ただ初夏のドイツは気温変動が大きいとか・・
ロード用ウィンドブレーカーはもって行こう。
100金のカッパも念のために・・
そんなこんなで1年間はあっという間に過ぎた・・
出発前日の今日、
社会人1年生の息子に
明日からドイツ自転車旅行に行ってくる旨を伝えると
「ついに夢がかなったね」と。
息子には、現地から様子をFacebookにアップするので見てほしい旨も伝える。
さあ明日出発。