稲毛っ子ローディのブログ

風と・・光と・・大地と・・ 我がロードバイクとの戯れの日々。

房総ツーリング

房総中央部周回ライド。


房総半島を周回した。

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手持ちのGPS測定で123.57km。
ロングライドやブルベにいそしんでいる方からすれば、
まだまだ序の口だろうけど・・
「なんちゃってローディ」にとっては
結構ハードなルートである。
まず房総半島の内陸は丘陵地帯が多い分、
上りがだらだら長い。
さらに意外と突然10度を超える急坂が現れることが多い。
丘陵地帯なのに何故か必死のヒルクライムが味わえてしまうのだ(^^;;
なので、
ローディのトレーニングにはわりといい。

GW4連休の2日目。
5月4日。
予報通り快晴。まさに風薫る候。
今日は自宅からそのまま出発。
近くのコンビニで水とスポーツ携帯食補給。
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ここからしばらくしてR16に合流。
R16は交通量が多いけど、最近は側道レーンが多くなりわりと安全に走れる。
へたな県道より安全なくらい。
今日は何とかケイデンス(1分あたりペダル回転数)を100で維持して走ろう。
TVでみたけど、セミプロは120~130くらいで走っているんだろものな~。
20分位直進してサッカースタジアム(フクダ電子アリーナ)に到着。
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実はきのうもサッカー観戦で来ている。
しかし誰もいない朝のスタジアムは全然別の空間。
ここは周囲の公園もよく整備されている。
昨年行ったドイツ・ニュルンベルグのスタジアムを思いだす。

さて、ここからいよいよ本格的なツーリングの始まりだ。
さらにR16を南下したあと県道(茂原街道)を左折。
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しばらく房総丘陵地帯らしい風景が続く。
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あっ、ふと脇に危ない看板が・・(笑)
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看板だしているからにはビジネスになってるんだろうな~。

さてだらだらした坂をずっと上り続ける。
とにかくベダル回転数を上げてしんどくならないように心がけるが。
飽きるくらい長い坂だ。
しばらくして市原市から長柄町の境に。
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写真の下の看板どおり
しばらくすると「道の駅 ながら」に。
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ここはサイクルラックがある。
しかもトイレ前に(笑)。
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GWなのでドライブ客が多い。
朝取りのタケノコはなかなか立派。
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ほしいけど、ロードバイクの身で担げる訳ない(笑)

このあたりからダラダラ坂が終わり
茂原市との境を越えると一気に下り坂に。
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しばらくするとお蕎麦屋さん。
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と、いっても高級店ではなく
品のいい立ち食いそば屋さんという感じ。
チェーン店で神田あたりでも見たことがある。
当店おすすめ「元気玉そば」をたのんでみた。390円。
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温卵に豚肉が入っている。
けっこういける。
腹にちょっと重しが入ってまた出発。
茂原市内中心部でR128に交差。右折だ。
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しばらくすると釣り道具店の敷地でつつじが満開。
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なかなか見事。
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コースは途中海に向かって左折。
しばらく行くと一ノ宮川にぶつかる。
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ここからサイクリング道。
川沿いでボタリングするには気持ちいいのだが、
道は凸凹が多くあまりよくない。
ドイツの自転車専用道を思い出すと
ちょっと差を感じる。
ただ、ヒメジョオンが綺麗なこんな場所も。
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しばらく走ると河口近くになり河の幅が大きくなる。
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向かい風がだんだんキツくなる。
海が近い。
そして、太平洋にでた。
一ノ宮海岸だ。
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思わずブレーク。
ちょっとだけ海をぼーっと眺める。
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サーファーが多い。
シーカヤックをやっている人もいる。
これはとても面白そう。

さあ、コース的には後半だ。
ただ距離はまだ50kmもいっていない。
まだまだ長い。
本当に今日走りきれるのかな?
まあ輪行道具ももっているから
いざとなったら鉄道にリタイヤしよう。

JR一宮駅を通過。
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その前はいかにもローカルなたたずまいのお店。
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「お食事」の看板が「三丁目の夕日」の時代を感じさせる(笑)
ちょっと先のセブンイレブンで水と食べ物を補給。
ここで補給しておかないと大多喜街道までコンビニがほとんどない(**)

さて今度は田園風景の中を走る。
途中、ツールドちばでいつも昼食場所でお世話になる睦沢中の前を通る。

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ここからしばらく走るとゆるーい上り勾配になる。
だんだんキツくなる。
ちょっともがいたところで大多喜町県境。
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ここから下り。
あっ。
なかなか立派な鯉のぼり。
日本の5月はこうでなくちゃ。
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しばらくすると大多喜街道(国道)と交差。
ここを曲がってこの街道を千葉・市原方面へと走っていく。
途中、プチいろは坂みたいなカープの続く上り坂に遭遇しもがく。
何とか踏越えこの国道を進むと「高滝湖」への交差点。
ここを左折し湖に向かうのだが、はるか遠くに激坂がみえる。
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この激坂は距離は短いのだが、勾配10°を越える厳しい上り。
あえぎながら上りきると遠くに高滝湖が見えた。
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あーキツかったな・・
と、ふと右脇を見るとロードバイクを引いて女性ライダーが歩いている。
いいじゃないですか。
自分のペースで楽しめればいいのだから・・・
と彼女を見ながら心の中でつぶやく。
ここからジェットコースターのような下り。
あっという間に高滝湖へ。
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この湖は人造湖。
いわゆる湖畔といった雰囲気はないが、
結構風情がある。
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周りが紅葉で染まる秋はさらに素敵な風情となる。
気がつくとバイクのサドルが少し上向きになってしまっている。
自分のビスの閉め方が未熟なこともあるだろうが、
ロードバイクの場合、道の段差の衝撃でサドルが上下に曲がってしまうことがあるのだ。
この補正にちょっと手間取ったが走行再開。
ふと距離メーターをみると82~3kmくらい。
がくっ。
全体の距離感からするとやっと6割強の地点だ。
さて時間は3時ちょっと前。
ここから今日の最後の激坂ステージへと向かって走る。
そして激坂前の交差点まで来た。
ちょっとわかりにくいが、遠くで道が突き上がっている様子がわかりますか?
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この先の道は名前もついている。
それも「うぐいすライン」。
でも上るローディにとっては「えぐいっス」ラインでしかない(笑)
10°に近い坂がえんえん2~3kmくらい続くのだから。
もがきあえぐ自転車乗り。
過ぎ去っていく車のドライバーたちはきっと「もの好きだな…」としか見てないんだろうな。
まあそう思ってくれよ・・
スポーツで汗する時はときに人をストイックにするものだ。
そしてやっとやっと上りの終着点。
ここからまたジェットコースターの下りとなる。
・・ああ、今日も実質終わったんだなー
ベダルを踏みながらちょっと感傷的に。

ここからは多少上りもあるが、
下りと追い風でR16までぐいぐい下っていく。
R16に合流。
連休で東京方面への交通量が多い。
風もちょっと向かい風気味に。
この段階で向かい風はちょっとツライなーと思い休んでいると
活きのいい20歳代のローディ集団が。
よし頑張ろう。
彼らのうしろを力を振り絞って付いていく。
おかげで彼らが風よけになってくれて
快調なスピードで家路につけた。
お世話になりました。
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あーしんどかった。

だけど感謝もしなくちゃ。
好天候と
五体満足な自分の肉体と
ひたすら自分を運んでくれたマイバイクに。



南房総 菜の花ツーリング2014

世は大寒。
しかし菜の花が満開。
それも地平線まで。
この素敵なギャップは千葉県以外の人はあまり知らないかもしれない。

初めて見た時は感激した。
自分は長野県生まれ。
心のどこかでいつも千葉に居候のような感覚があったが
この景色をみて
自分は千葉にいるんだっていうテンションがみながったことを覚えている。

しかしこの景色は1月から2月、それも前半まで。
真冬の陽光と冷たい風とのセットの時でないと楽しめない。

と、いうことで、
気合を入れて南房総へ輪行に出かける。

千葉発6時29分。
ホント寒い。
途中、大原から御宿はなんと雪景色。
こんな雪ではロードバイクどころではない。
列車のなかでがっくりしたものの
とにかく鴨川まで行ってみよう。
けど、勝浦あたりから雪景色は序々に消えていく。
あーよかった。
到着した鴨川では風はやや強いものの
十分走れるシチュエーション。
南国の陽光は暖かい。

20kmほど走って真っ青な千倉の海。
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千倉港では寒風のなか朝市。
さざえそば。450円也。
さざえのこりこりが好食感。
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道の駅 千倉ではやっとコーヒーにありつく。
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そして45、6km位走って・・
着いた。
陽のあたり加減で満開はこれからという所もあるけど・・
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でもこの寒風のなか
ずっと先まで咲き続けている。

太平洋をバックもいい。
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場所によっては満開になっている場所も!
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州崎の灯台近くでは
まるで「銭湯」のような富士山も(笑)
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けっこう向かい風と戦った一日だった。

途中、フラワーロードのあたりでは、反対向きに走る多数のローディに会った。
50~60人はいたかも。
何かのイベントかな?
すれ違いに皆愛想よく会釈していく。
この人数に一人で会釈を返すのもちょっと疲れる。
昔山登りしていた時のひとりで多数の登山者と挨拶をかわすのがつかれることを思いだす。
それにしても
自分と同じ方向に走ったローディはほとんどいなかったかも(笑)

けど、時計の針と同じに
東風になって走る南房総は僕の大好きコースだ。




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