稲毛っ子ローディのブログ

風と・・光と・・大地と・・ 我がロードバイクとの戯れの日々。

ローマ ロードバイクツァー (イタリア3日目)


今日は今回旅行のハイライト。

Castelli  Lake Tourの日だ。

空は快晴。
ほんと良かった。今日が雨だと救われない。
最初に紹介すると今日走ったルートはGPSの記録ではこんな感じです☆
IMG_0799
走行距離:88.8km
高低差 :750m
正味時間:約4時間
ちょっとわかりにくいですが、画面青線右の「フラスカティ」は有数の白ワインの産地。そして遠くローマの街並みも見えるはず。

今日のツァーガイドはこのオフィスの代表、グレン。
昨日と同じオフィスへ行くとそのグレン、愛車と思しきコルナゴに乗って颯爽と登場した。もちろん完全なサイクルジャージ。
今日の参加者は当方のみ。
なのでグレンのマンツーマンガイドだ(笑)

早速、今日レンタルのバイク調整開始。
バイクはチェレスタ(青)のビアンキに決まり♪
DSCN0473
グレンのバイクはコルナゴだ。
IMG_0686
日本から持参した自分用のSHIMANOビンディングを装着。
デイバッグを担ごうとすると、「何も背負うな」と。
そうか、彼はピュアなロードバイクツーリングで行きたいのだ。
なのでバッグはオフィスに残し、鍵を掛け出発!

さて走りだすと…
ギアチェンジが出来ない⁈
当方、「ジャストアモーメント、プリーズ」とチェンジレバーを指差すと、
グレン、
「オー、ユー、シマノ!」
そうか、やはりイタリアのロードバイク。
ギアチェンジのコンポーネントがカンパニョーロだったのだ!
(ロードバイクのギアチェンジはメーカーによって操作が異なる。日本で売っているロードバイクの場合、シマノが圧倒的に多い。このシマノは釣り道具でも有名。カンパニョーロはイタリアのメーカー)
と、いうことで急きょ道ばたでカンパニョーロの操作講習会開始(笑)
簡単にいうとシフトダウンはシマノと同じなのだが、アップの操作が異なる(^^;;
グレン「大丈夫か?」
当方強がりで「イッツオールライト、OK」。
(しかし、内心全然大丈夫ではないのだ(^^;; 結局、ツァーのあいだ中、シフトアップの操作に悩まされることに)

走りだしてしばらくして道ばたの井戸水でボトルを満タンに。
こちらの感覚だとコンビニでミネラルヴォーターを補給なのだが、そこはローマ。あちこちから新鮮な地下水が湧き出ている^_^

まずはローマの街中の緩やかな広い州道を走る。
こちらは右側通行。
つい日本の癖で信号待ちでは左足でバイクを支えて傾けるのだが、こちらでは車に向かって体が傾いてしまうのでちょっと危ない(^^;;

さて、道は市街地から郊外へ。
グレンと当方は緩やかな坂を疾走していく♪
イタリアの青い空。
眩しい光。
澄んだ空気。
そしてロマンチックなローマの街並み…。
あ〜〜〜気持ちいい‼︎‼︎
ホント、来て良かったなァ!

だんだん市街地から離れるにつれ道のへりの窪みが多くなる。
走りながらグレン、「ローマ市内はこのような窪みはないんだけど、市内を取り巻くラツィオ州は多いんだ」と教えてくれる。

グレンだんだんとスピードアップ。
途中のホビーローディーをどんどん追い抜いていく。
おそらく35〜40km/hくらいで走っているのだろう。
だんだんと標高が高まるにつれキツくなってくる。
前を行くグレンとの間隔が空くようになってくる…
5〜10°の坂をハアハアと突き上げてフラスカティ着!
とりあえずトイレに行きたい。
以前ニューヨークに出張滞在した時
トイレがトイレでは通じずレストルームと言っていたのを思い出し、レストルームに行きたいと声を掛けると、
グレン、「⁇」
こちらではトイレはトイレで良かったのだ(^^;;
グレンがトイレ休憩も兼ねて連れて行ってくれたのは、文字通り「バール」!
まさに「イタリア、小さな村の物語」でロケされるような立ち飲みでこじんまりとコーヒーとおしゃべりを楽しむ店♪
DSCN0445
グレン、店の常連らしくマスターに「彼は日本から来たんだよ」と流暢なイタリア語で自分を紹介してくれる。
マスター、「ピアチェーレ(初めまして)。ここのエスプレッソはローマの街中よりずっと旨いんだよ」みたいな自慢。そういわれてはやはりエスプレッソを注文しないわけには(^^;;
そして程なく小さなカップが差し出される。
ひとくちすする。
ウマッ。
炭焼きの香りがほのかな酸味と一緒に口元でほわ〜っ…。
気が付いたら、マスター、当方の味わう姿をずっと凝視している(^^;;
当方「ブオーノ!」というと、頬に人差し指を指してニヤリ。

さて店を出てちょっとした展望スペースに案内される。グレンの指差す先を見ると遠くヴァチカン宮殿!
DSCN0448

DSCN0449
眼前にローマの全景。まさに永遠の都を独り占めの気分♪
感激だな〜。
この後、グレンの行きつけの手作りパン屋さんに。
IMG_0674

IMG_0675
ここで腹ごしらえのクロワッサンやロール。
何か日本のパンとはかけ離れた美味しさ。バターの香りからして全然違うのだ^_^
ここでリスタートの前に、グレンから
「実は今日は130km程のCastelli Romani周回コースを行くつもりだったが、ユーが少しスローリー。当初通りのショートカットコースで行くからね」と告げられる。
当方、先生に叱られた生徒のようにショボン。
まあいいや。
しかしこの後当方のスピードが少し上昇し、結局コース全体では予定より早く帰還することになるのだが)

さてリスタート。
ここから、コースはジグザグ登り坂。
美味しいエスプレッソで元気になった当方、坂を登りながらグレンとボソボソ会話。
何と彼は2日後にツールドフランスの予選が控えているとのこと!チームではなくソロ出場なのだそう。実力があるのだろう。
グレン「ソロって日本語で何というの?」
当方「単独かなー?」
グレン「タンドク⁇」
こんな他愛のない会話を坂を登りながら交わしている(^^;;
またジロ・デ・イタリアにも出場経験もあるそうだ。山岳特有の悪天、寒さも厳しく、ツールよりずっとハードだと語っていた。

そうこうしているうちに急坂に。
グレンは軽快なダンシングでぐんぐん突き上げていく。
そして「ロッカ・ディ・パパ」の小高い頂上に。
DSCN0455DSCN0457
DSCN0456
気持ちいい空気。
正面の山を越えると美しいアルバーノ湖がある。

さあもうひと漕ぎ。
途中の下り坂ではグレンおそらく60km/h位の猛スピードで下っていく。
TVでみたツールの光景のよう(^^);;
するとすぐまた急坂が。
あれっ!?
ふと見るとバイクのボトルケージから日本から持参したボトルが消えている。
さっきの急坂下りの連続でボトルがハネ飛んでしまったらしい(^^);;
こんなことがあるのか…。
でもおかげで
後で記念だとイタリアのボトルをいただいた♪

さてさて・・・
途中でアルバーノ湖が姿を現す。
DSCN0460

DSCN0459

湖を半周ほどして湖畔を見下ろす教会へ。
何と結婚式の最中!
DSCN0465
いや~めでたいですネ。
そして湖を見下ろすビューで記念写真。
IMG_0680
グレンはここで昼食をと考えていたらしいが、
付近のレストランがまだオープンしていないこともあり、
帰路につくことに。
途中小路で可愛らしいミニチュアが。
IMG_0682

このあとは基本的に市街地でもどっていく大陸的ルート。
たぶんここも35~40km/h位でグレンの後をびゅんびゅん飛ばしていく。
そして・・・
あっという間にコロセウム近くのオフィスに帰還。
グレン、当方に
「Good job!!」 (お世辞だろうが(^^);;)
オフィス前でもう一度記念フォト。
IMG_0684
時計を見るとまだ2時。
グレンに「ホテルに帰りビールでも飲むよ」と言うと、
「ビールが好き? OK、すぐ先にいい店がある。一杯行こう!」とお誘い。
そして近くのテラスのトラットーリアで乾杯。
DSCN0475
ついでに白ワインも(^^)
飲みながらこんな面白い会話も。
グレン、日本の飲み物「サキ」がさかんに美味しいと。
「サキ?」(サントリーウィスキー「山崎」のことかな??」
それは日本の高級ウィスキーだよね?」
というと、グレン分かったようなわからないような様子でニコニコしている。
「でもそれはライス・ドリンクの筈なんだ」とポツリ。
なーんだ!「酒」のことか。
「サキじゃないよ、サケ(S、A、K、E)だ」と当方。
二人で大笑い。

今思い出しても楽しい。

彼と別れ際「君は当ガイドツァー初の日本人ゲストだ」
「へえ、だと今日は初日本人の記念日だね」
グレンと握手。
ワインでいい気分になりホテルヘ歩いていると
上手なアコーデオン芸人さん(^^)
IMG_0688

今日初めて日本人以外の人とスポーツで時を過ごした。
また、初めて日本人以外の人と一杯飲った。
そして、初めてロードバイクを通じ日本人以外の人と心を通わせた一日だった☆

イタリア自転車ツァー&モア 2日目


快晴のローマ。
DSCN0346

今日は市内自転車ツァーだ。
この旅では2種類の自転車ツァーを申し込んだ。
1日目はRoman All Day Tour、2日目はロードバイクレンタルのCastelli Lake Tourだ。
時差ボケを考えて比較的楽なツァーを今日に予定していた。 
さて。
朝食のレストランに行くと客は日本人ばかり。
皆、自転車ジャージ姿の自分を珍しそうに見ているがこちらは知らんぷり。 
イタリアの朝食の定番はクロワッサンにエスプレッソらしい。
このホテルのクロワッサンもとても美味しい。中身にチョコとバタークリームが詰まっているのもあった♪
つい馬鹿の3杯汁ならず3杯コーヒーのお代わり(^^;;まぁセルフなのだが。

さあ簡単なサイクル道具を携え出発。
オフィスには9時待ち合わせとなっている。 
間に合わなかったら大変とテルミニ駅でタクシーに乗車する。 
あらかじめ用意したオフィスの地図プリントを若い運転手に見せ
「クエスト・アデッソ、ペルファヴォーレ(この住所にお願いします)」
と告げると、彼、地図にあるコロッセオを見て「OK!」と走り出す。
するとフィアットの車内はノリのいいロックが(^^;;
ドイツのタクシーでもそうだったが、日本と違い運転手の気分優先でBGMをかけることが多いようだ。
さてこの辺りは一方通行が多いこともあり、運転手少し大回りして向かっていく。
ちょっと妙な十字路の真ん中で降ろされた。10ユーロ。 
オフィスを探すがなかなか見つからない。 
まさか?? 幽霊ガイドツァーじゃないよな⁈
不安になってきたところで…
あっ見つけた。 
DSCN0347
しかし今度はなかなかスタッフが来ない。 
そうこうしているうちに初老で大柄のアメリカ人がやって来る。 
「おたくもこのガイドツァーに申し込んでるのかい?」みたいな感じで親しく話しかけてくる。
彼の名はサム。 
USAとかアメリカ出身といわず、カリフォルニア出身と自己紹介するところが面白い。 
フィレンツェに娘さんが留学していて逢いに行く途中とか。
このローマで1日日程を空けてツァーを申し込んでいるとのこと。 
そんな立ち話をしているうちに、やっと本日のインストラクターが幼児座席の付いたママチャリで姿を表す(‼︎)
西アジア系の雰囲気。
サム、早速「遅刻だぜ」と指摘。キホン米国人は時間にうるさいから当然(^^;;
後で聞いたが、この西アジア系の方はなんと高校の理科の先生‼︎
このガイドは小遣い稼ぎのアルバイトとのこと。
さて、この理科の先生、サムそして小生の3人が一列に並んでローマ自転車ツァーがスタート。
何かとてもウキウキ♪
出発の記念フォト。
IMG_0805
今日の自転車はロードバイクではなくなんちゃってMTBといった感じ^_^
今日のコースは未舗装道が多いから、と事前にメールをもらっていた。
今日のコース…
結論から先に書くとこんな感じです♪
IMG_0800
ただしカタコンベを往復した午後はGPSの電池切れで途切れてしまいました(>_<)
IMG_0801

さて出発。
初夏の青い空の下、3人の自転車はスイスイとローマの街中を駆け抜けていく。
時には二千年の遺跡と…
DSCN0363

時にはローマッ子がカプチーノをすするバールが並ぶ下町通り…
時にはテヴェーレ川の畔…
DSCN0365

またこのコースではあちこちから場所を変えてヴァチカン宮殿のビューを楽しんだ。
東京のあちこちからスカイツリーを楽しむ感じかな?
例えばパラティーノの丘。
サムと当方のツーショットの遥か向こうに宮殿が見える。
IMG_0644

(実はこの時、当方の右側にモデルっぽい女性が景色を眺めており、サムがしきりにヴィンクしていたw)
またとても面白いポイントが。
ローマで唯一ドアのカギ穴からヴァチカンが見えるというもの!
IMG_0806

ある教会の入口ドアなのだが…。
おそらく知る人ぞ知る隠れた名所なんだろうな…。
DSCN0362

ヴァチカン前の大通りを自転車で駆け抜けるのも我々位だろう(^^;;
IMG_0656
それにしても、道々、理科の先生、丁寧に名所解説をしてくれる。
もちろん解説の細かい英語は当方もわからないが…
テキトーに固有名詞を反すうしアイズチを打っているだけでもわかった気がするから不思議(^^;;
テヴェーレ川の川岸では何の宗教かわからないが、杖一本で修業僧を支える僧侶の姿が…!

DSCN0387

下町の井戸。
DSCN0379

この下町の井戸は二千年以上前に掘られたものだとか。ローマば地下水が豊富なよう。
有名なスペイン広場。
ソフトクリーム片手のオードリーは見えなかった(笑)
IMG_0658

華やかなナヴォナ広場。
DSCN0394

堂々としたパンテオン。
DSCN0404

ヴィットリアーノはでかい。
DSCN0405

遺跡だらけのフォロ・ロマーノ。
DSCN0406

工事中のコロッセオをひた走る♪
IMG_0663

そうこうしている間に午前の部は終了。
あっという間だった〜。
昼はガイドツァーオフィスそばでアラビアータ。
DSCN0409


これも結構美味しい♪
午後からは二千年の時を刻む帝国の軍用道路、アッピア旧街道。
DSCN0420

よくこんなに石をしきつめたよナ〜
DSCN0421

古代の水道橋。何と水位の低い地点から高い地点に水を流したそう。
DSCN0428

DSCN0429

カラカラ浴場に続く通りを走る♪
DSCN0415

地下水がふんだんに湧き出る場所が。
あちこちのレストランの店員などが水を汲み出していく。
DSCN0433
きっとローマ料理の源泉の水なのだろう。

そしてコロッセオに向かって帰還♪
DSCN0437
ツァー終了後、ホテルへの帰り道サムから名刺をいただく。そこにあるメールアドレスにメールしていいかと尋ねると、
思わず、
「Si」。(イタリア語のYes)
彼もこのイタリア旅行でイタリア語が身についちゃったよう笑

あ〜楽しかった☆
駆け巡ったローマの景色が頭に渦巻いて、自分の頭のメモリーからこぼれ落ちそうだ(笑)
結局駅で買った白ワインをホテルの部屋で飲みながら、思い出に耽っている間にベッドで眠りこくってしまった(^^;;
IMG_0670
さあ、明日はこのワイン「Frascati」の一大産地、
Castelli Romaniへのロードバイクツーリングだ。

イタリア自転車ツァー&モア 1日目

出発当日。
旅は山用のザックで行くことにした。
DSCN0315


ガイドによると、ヴェネツィアなどは石畳が多くキャスターの車輪が破損した体験談があったし。
もともと学生時代は山男だったので荷物を担ぐのを苦にしない。
ローマの自転車ツァーガイドからは事前に靴、ビンディングなど最低のツールを持参すればロードバイクレンタルOKとメールを送ってきた。
なので昨年のドイツ自転車旅行と比べ圧倒的に少量の荷物でいい。
それでも旅の後半は普段着なので、なんやかやでザックはパンパンになった(^^;;
フライトはアリタリア航空。住まい近くの成田からローマへの直行便だと他には選択肢がないよう。
今までの海外フライトは全部JALだったのでちょっと楽しみ♪
搭乗口近くで見えた機体はさすがイタリア国旗カラーのグリーンが映えている。
中に入るとブランケットもグリーン!
DSCN0320
パネルカラーもグリーン!
DSCN0321
客室乗務員は日本人スタッフもいるが、当然イタリア人ばかり。
出発までイタリア語が飛び交っている。
まるでイタリアオペラの劇中に飛び込んだみたい(^^;;
良いなァ、この雰囲気。
離陸してしばらくしての機内食。
自分は予約時になんとなくシーフードを指定していたのだが、律儀に一般食に先がけて運ばれてきた。
DSCN0323
美味しい♪さすがイタリアの航空会社!
おそらく豚肉の食べられないイスラム食のように特別食メニューだったのかな(^^;;
回りはというと近くのイタリア人と思しきおじさんたちはみな器用に日本食を食べている。
日本の思い出が忘れられないのかな?
機内食、軽食などイタリア人スタッフの声がかかる度に覚えたてのイタリア語を使ってみる。
「イル・ヴィーノ・ビアンコ(白ワイン)」が通じた時は少し嬉しくなった。

約10時間のフライトでローマ・ファミウチーノ空港へ。
順路に沿って入国チェックに行くと・・
たまたま中国からきた旅客が列に並んでくる。
すごい数。
昨年のドイツでも感じたが、今や欧州の観光地での中国人の数は半端ではない。
中国人の行列の後に並び順番を待つ。
しかしなかなか番が回ってこない。
とにかくひとりひとりのチェックに時間がかかるのだ。
直前の若いアベックの男女などには
担当官は頭のてっぺんから足の先まで時間をかけて眺めている。
4年前に仕事でNYに行ったが、米国でもこんなではなかった。
さて番が回ってきた。
イヤだなあと思いながらパスポートを担当官に渡す。
すると「日本国パスポート」をみるや
彼、こちらに一瞥もせず「通れ」。
いくら何でも国によって違いすぎ!?

さて。
空港のバスターミナルにはアリタリア航空提携のバスが運行していると情報があったが。
乗り場がわからず。結局列車で行くことにした。
そうだ。
確かイタリアの国鉄は改札機を通さないとあとで大変な料金を請求されるとあった。
IMG_0798
ちなみにこの機械もグリーン(^^)
ところが切符を差し込んでもなかなかスタンプしてくれない。
ちょっと左寄りに差し込んだらようやく「カチッ」。
すぐ後にアメリカ人らしき人が差し込んでもやはり同じ状況。
困った顔で当方を見上げる。
これに「イン・ザ・レフトサイド」とアドバイス?すると
彼もカチッ。
「サンクス」とニコッと笑って列車に駆け込んでいく。
自分も何も考えずにその列車に乗り込む。
ローマ・テルミニ駅行き特急は20:08のはずだが、
20時に出発。あれっ?
イタリアの列車は遅れるとは訊いていたが。
早く出発?まぁいいや。
しかし走り出すと様子がおかしい。
テルミニ駅までノンストップの筈なのに各駅で停車している。
それにあまりにも車窓がカントリーサイド。
そのうち車掌が検札に回ってきて、
「日本人?日本語はしゃべれませんが」
「この列車はテルミニ駅には行きませんよ。次のオスティエンセで乗り換えて下さい、
そこでテルミニ駅行きと接続します」
と丁寧な英語で教えてくれる。
どうやら特急料金を払って各駅列車に乗ってしまったよう。

テルミニ駅到着。
DSCN0336
平べったくて大きな駅。
ホテルはここから5分のはず。
そう迷わずにホテルテティ到着。
DSCN0337

このあたりは1つのビルにフロア毎にいくつかのホテルが同居しているパターンが多い。
今回のローマ滞在は自転車ツァーが中心だ。
そのツァーガイドオフィスが近いコロッセオにすぐ行けるところがいいと
このホテルを選んだ。
また朝食が美味しいと情報があったから。
それにしてももう9時近いというのに1階テラスのリストランテ(レストラン)は大賑わい。
何か夜更けの浅草六区あたりの露店居酒屋を思い出した。
ホテル部屋は思った以上に小ぎれい。
DSCN0338
早速ガイトにあった近くのトラットーリア「サンティ」におじゃまする。
中はご近所の町内会らしき方々で盛り上っている。
とにかくローマといえばカルボナーラ。
ちょっと時間かかったが美味しそう。
IMG_0642

それにしてもすぐ近くを路面電車が通るのは楽しい。
DSCN0341
しばらくかるとギターを担いだ「流し」のオヤジが近づいてきて何か歌わせろと。
ちよっとしつこくて閉口。
15ユーロで定食を注文したが、
デサートのホームメードケーキがとても美味!!
甘さに独特のまろやかさかあり食べていてとても幸せな気分になる。
DSCN0344
このケーキで心からイタリアを実感する♪

さあ明日はローマ市内自転車ツァーだ♪
ギャラリー
  • 沖縄・美ら島センチュリーラン 当日
  • 沖縄・美ら島センチュリーラン 当日
  • 沖縄・美ら島センチュリーラン 当日
  • 沖縄・美ら島センチュリーラン 当日
  • 沖縄・美ら島センチュリーラン 当日
  • 沖縄・美ら島センチュリーラン 当日
  • 沖縄・美ら島センチュリーラン 当日
  • 沖縄・美ら島センチュリーラン 当日
  • 沖縄・美ら島センチュリーラン 当日