今日はフィレンツェからヴェネチアに列車で移動する日。
さて、いよいよヴェネツィアに近づいてきた。
しかし食べ始めると風味のいいガーリックや香ばしいバジル、
コリコリのマッシュルーム、
何よりほんのり甘みのあるオリーブなどが美味でこれもアッという間に平らげる。
とにかくイタリアの食事はどこに行ってもハズレがない^_^
自転車旅人からバックパッカーに変身して3日目になる。
昨日に続きテラスで朝食を。
フランス人らしき品のいい老婦人の二人連れが仲良く食事中。
お互い入れ替わりパチパチ写真を撮っている。
当方2人の写真を撮ろうかとジェスチャー付きで声を掛けると、
お互い入れ替わりパチパチ写真を撮っている。
当方2人の写真を撮ろうかとジェスチャー付きで声を掛けると、
「プリーズ!」
手にした高級一眼レフはNikon製だった^_^
このような親切は欧米ではごく当たり前だし自然に出来る雰囲気がある。
日本ではともするとありがた迷惑な顔をされることもあるのだが…。
日本ではともするとありがた迷惑な顔をされることもあるのだが…。
ご婦人たちが去ったあと、自分もテラスでパチパチ写真を撮り始める。
この朝食でココともお別れだし。
「アリヴェデルチ!(さよなら)」と声を掛けホテルの外へ。
さあ出発。今日も良い天気。
移動日なので大きい山用ザックを担いではいるが、せっかくだからとちょっとお散歩を。
ヴェッキオ橋の上。
しかしどこを見ても絵になる街だ。
しかもこんな所でカヌー!
しかもこんな所でカヌー!
あっアズーリ!
もうすぐワールドカップが始まる。
イタリア代表は5度目の優勝が出来るだろうか…。
更に歩くと陸軍の記念館らしき建物。
こういう風に街の人びとに活動をアピールするのも大事なのだろう。
それにしても下町歩きは楽しい。
なんせ山用ザックを担いでいるので、だんだん重みが肩に食い込んでいる。
それにイタリアの街ではタクシーは流して走っていない。
ナビも反応しない。
進退極まったところで、とあるバス停に大きな地図を見つける。
ちょうど目の前のクリーニング屋さんから小太りのオバちゃんが出てきた。
思わず、
「スクージ、ドベ・シアーモ⁇(すいません、ここはどこですか?)」
と質問。
するとオバちゃん、
こちらに同情した表情で大きな看板地図のところまで来て、
「ユー・アー・ヒア!」と指差す。
あらら…
その場所は駅から4〜5km離れた場所!
さらにオバちゃん、駅まで歩いてはいけない、ココから⚫︎番バスで行きなさい…
などと一生懸命英語で教えてくれた。
などと一生懸命英語で教えてくれた。
当方「グラツィエ・ミーレ(どうもありがとうございます)」とお礼。
果たして・・・
日本で道迷いした外人にクリーニング屋のオバちゃんが「ユー・アー・ヒア」と教えてくれるだろうか⁇
日本で道迷いした外人にクリーニング屋のオバちゃんが「ユー・アー・ヒア」と教えてくれるだろうか⁇
「オモテナシ」の心はまだまだ道半ばだな…と考えさせられてしまった。
さて、とりあえず自分のいる場所がわかっただけでも大助かり。
どうしようかな…と歩き出したところ突然ナビが反応。
駅に歩く方向を示している。
ああこれで駅に辿り着ける^_^
とたんに元気になり、荷物の重さも忘れヒタヒタと歩きフィレンツェ・サンタ・ノベーラ駅に到着。
この駅も「終着駅ホーム型」。
日本の新幹線だと「新幹線乗り場」が定まっているが、当地ではホームの端から端までどこに来るかわからないのがわからないところが面白い。
イタリア人は時間にルーズとの先入観があったが実際の列車の発着ではそんな事はなかった^_^
ということで、電光表示板の近くに陣取って表示されるのを待つ。
ふと見ると、近くの自動販売機で体格の良い女性警察官らしき人がサンダルを履いた高校生くらいの少女を詰問している。
どうやらローマ駅にもいっぱいいた「販売機たかり屋」を「補導」している感じ。
どうやらローマ駅にもいっぱいいた「販売機たかり屋」を「補導」している感じ。
野放しにしているローマとは大違い!
同じ観光地でもフィレンツェは観光客のイメージダウンに気を使っているのかな〜。
ヴェネツィアまでは1時間半ちょっと。
やれやれと外の景色を眺めていると、隣の女性、電話の相手は久しぶりに連絡がとれた友人なのかケータイでペラペラとおしゃべり。
日本では乗り物内のケータイ通話は自粛されているのでちょっとビックリ。
日本だと「何だこの人は」みたいな感じになるのだが、何せ歌声のようなイタリア語。
日本では乗り物内のケータイ通話は自粛されているのでちょっとビックリ。
日本だと「何だこの人は」みたいな感じになるのだが、何せ歌声のようなイタリア語。
まるでオペラのセリフ語りの感じで女性のケータイ会話が心地良いBGMになっているから不思議(笑)
言葉というものは面白いものだ(^^;;
さて、いよいよヴェネツィアに近づいてきた。
島の中心部と陸地をつなぐ橋を渡っていく。
そしてヴェネツィア・サンタ・ルチア駅に到着。
ホームからでた途端、運河とヴェネツィアの街と青い空が全開!
気がつくとお腹がぐーぐーいっている。
そうか、ホテルの朝食以降何もお腹に入れていない。
そうか、ホテルの朝食以降何もお腹に入れていない。
何かお腹に入れよう。
駅の脇のおみやげ屋さんやカフェテリアが並ぶ路地を歩いてみる。
すると5、60m行くとテラス付きトラットリアで「カプリチョーザ」のメニュー看板が目に。
カプリチョーザは「気まぐれ」の意味。いろいろな具がのっている。
1度本場のイタリアで味わってみたかった。
大学時代、京都の下宿の近くで「カプリーチョス」という名の洒落たイタリア風レストランがあったことを思い出す。
1度本場のイタリアで味わってみたかった。
大学時代、京都の下宿の近くで「カプリーチョス」という名の洒落たイタリア風レストランがあったことを思い出す。
まずはビール。
「グランデ(大ジョッキ)!」と注文すると1lはたっぷり入ったピッチャーのような巨大なジョッキが出てくる(^^;;
そしてお待ちかねのピッツア・カプリチョーザ。これも巨大。
しかし食べ始めると風味のいいガーリックや香ばしいバジル、
コリコリのマッシュルーム、
何よりほんのり甘みのあるオリーブなどが美味でこれもアッという間に平らげる。
とにかくイタリアの食事はどこに行ってもハズレがない^_^
さてレストランから駅に戻り水上バスターミナルへ。
ワンタイムチケットは7ユーロ。
愛想のいいチケットカウンターの女性が、乗り込む前にスタンド型のチケットリーダー機に切符をかざして下さいと。
ワンタイムチケットは7ユーロ。
愛想のいいチケットカウンターの女性が、乗り込む前にスタンド型のチケットリーダー機に切符をかざして下さいと。
明日は1日ヴェネツィア散歩なので1日券を買おう。
ヴェネツィアという街は自転車も含め一切のクルマは乗り入れ禁止だ。
リヤカーだけはOKらしいが(笑)。
この水上バスが人びとの足代わり。
地元の人びとは一回100〜300ユーロもするゴンドラなんか乗らない。
増してやこの日差しの強い時期、屋根のないゴンドラに乗ると暑くて眩しくて大変^_^結構虫も寄ってくるらしい。まあ高価で乗れないひがみもあるけど(^^;;
大型クルーズ船も停泊している。
デカっ。
ヴェネツィアの宿泊場所はユースホステル。
「ユースホステル」とは世界80か国で4,000以上展開されている安く安心して過ごせる宿泊施設。
いろいろ検討したが、何せ世界的な観光地で海上にあるような街。
ホテルの値段がめっぽう高い(^^;;
いろいろ検討したが、何せ世界的な観光地で海上にあるような街。
ホテルの値段がめっぽう高い(^^;;
そこでたまたまホームページでみたユースホステル(オステッロ・ヴェネツィア)はサンマルコ大聖堂を対岸から眺められるという好立地!
何せ1泊45ユーロというコスパだし。迷わず決定し宿泊登録した。
ただし、フロントのお兄さんはまるでマフィアの少年組員のようなイカツイ風貌で英語にも癖があり、wifiの初期設定の仕方の説明がなかなか分からず閉口したが(^^;;
先ほどの爆弾ピッツアのおかげで夕食も省略かな。
やれやれとシャワーのあと相部屋のベッドでiPodで日本のニュースを眺める。
すると、
すると、
先ほどのイカツイお兄さんが部屋に入ってきて当方のベッドの前で
「部屋を間違えていないか??」
あっ、確かに!
「1」と「7」を勘違い。
ソーリーソーリーと部屋を移動する(^^);;
とんだことだ。
移動した部屋は枕元にAC電源もあり、もともと多少部屋のグレードが高いようだ。
それにしても・・・。
男女相部屋である。
若いオネエさんが枕元をすいすい通る。
はじめはドギマギするがローマから持参した白ワインをくいっと飲むとあっという間にzzz・・・。
明日のヴェネツィア街巡りを想い夢うつつ(^^)・・・
「1」と「7」を勘違い。
ソーリーソーリーと部屋を移動する(^^);;
とんだことだ。
移動した部屋は枕元にAC電源もあり、もともと多少部屋のグレードが高いようだ。
それにしても・・・。
男女相部屋である。
若いオネエさんが枕元をすいすい通る。
はじめはドギマギするがローマから持参した白ワインをくいっと飲むとあっという間にzzz・・・。
明日のヴェネツィア街巡りを想い夢うつつ(^^)・・・